歯車の街

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歯車の街

蒸気と歯車、それから古より伝わるありふれた魔法に満ちたここではない異世界。
いくつかの大陸に分かれた世界には、人間の他にドラゴンや精霊、有翼種族や吸血鬼が暮らしています。
・スチームパンクが好き!
・洋風ファンタジーが好き!
そんな方にお勧めです。


About world

世界観・用語など(随時増えていくと思います)

【文明】
・魔法、蒸気、錬金術が中心の世界。
・言語は皆共通語を話します。(一部古代語を使用する種族も)
・人も魔法は使えるが、才能の差が大きい。
・人を死に至らしめる魔法、呪いをかける魔法は禁術と呼ばれており、そもそも人間の魔力程度では扱えないが禁止令を布いた王都を始め、各地でも暗黙の了解で使うのは外道とされている事がほとんど。
・エルフやドラゴンなど古くから生きる種族は蒸気を嫌い、太古の魔法のみで独自に生活基盤を築いている場合が多い。

【地理】
・全部で5つの大陸と小さな島々でなる世界。
中央のもっとも大きい大陸のほぼ真ん中、東寄りに位置する「王都」はもっとも人間という種族が栄えている都であり、多種多様な種族や物資が行き交う。
・王都の位置する中央大陸では王都より北にドラゴンが住む山脈、南に蛇族や有翼種、現地の民が暮らす古代文明の眠る密林、西は砂漠や異常気象地帯が広がっている。
・他の大陸には見た事も無い生き物や魔法、古代文明や種族が存在すると言われているが王都に住む者にとっては未開の地。

【気候】
王都は若干湿度が高めだが四季がある。
春には春の精霊、冬には冬の精霊が北の山を越えて季節を運んでくると言い伝えられている。

【王都】
・約1000年前に中央大陸にて大規模な人間の戦争があり、その末に他の種族に滅ぼされそうになったため 一致団結が必要だという一派により統一され、建築された国。
・「王」を中心とする王政の都。王には直属の騎士団がいて市民の憧れ。貴族もいる。
・現在の王は初代から数えて19代目であり、女王が統括する時代もあった。
・中央にそびえる城に行くにつれて高くなっており、円形の形をしている。東と西の城壁に門があり、出入りには交通省の発行する「通行証」が必要。また、対魔物用の魔道兵器が城壁には張り巡らされている。
・現在も少しずつ壁を広げる計画は続いており、現状での面積はおよぞ北海道の2/3程度。
・基本的に王都の住人は目的が無い限り城壁の外には出ない。(魔物など危険が多い為)
出入りが多いのは騎士団遠征隊、商人ギルド、狩人ギルドに属する者。
・東西南北に、家々の上を通る形で鉄道が通っている。動力は魔法と歯車のハイブリット。
・王都には政治や交通などを取り仕切る「中央局」なるものが存在する。
交通省(鉄道や人の出入りなど交通全般を取り仕切る)、財務省(もうかりまっか〜)、ギルド省(商人ギルドや狩人ギルドの登録・管理)など細かく分かれている。
・貧富の差はあれど、王都では必要最低限の衣食住は保証される。ただし城壁に近く、門が無い南北のエリアは若干治安が悪い。
・人口の割合は人間:他種族=6:4くらい。
・魔法に対する規制は(一部の禁術をのぞいて)無いが、個人が使える魔法は中央局魔法管理省に登録する必要があり、
登録しなかったりしていない魔法を使用すると罰金や禁固刑となる。
・城の近くにある王立図書館は5代目の王により建築、本の収拾が進み現在は億を超える蔵書を誇るという。
魔導式で動く本棚や巨大な歯車で動く時計は観光名所となっている。
王都民であればほとんどの蔵書を無料で借りる事が出来るが一部、禁書などは厳重に管理されている。

【ギルド】
様々な目的が一致したもの同士で作る寄合、組合。
王都には大きく分けて「商人ギルド」と「狩人ギルド」がある。
商人ギルドは王都と外、もしくは王都内の物流を目的としたギルドで、毎月1〜2回各商人ギルドが
テントを張り、大通りにて大きなガラクタ市が開かれる。噂では闇市もあるとか。

狩人ギルドはその名の通り、城壁の外に住む魔物や危険生物を狩猟することで生計を立てるもの達が
集まるギルド。商人ギルドの護衛や指名手配犯の捕縛、賞金がかかった魔物の討伐などを斡旋している。

【農業・畜産】
移動用の馬から食用の牛、豚、鶏、小型の食用魔物の牧場、
そして米や麦、果物などの農作物に至るまで王都の北西部に集中している。
ときおり商人ギルドや狩人ギルドが持って帰って来る外の食物・魔物の肉は結構な値段でマーケットに並ぶ。
漁業については王都と北の山脈の途中に巨大な湖があり、そこの魚を漁師が捕まえてくる。

【宗教・結婚など】
宗教は中央局に申請が必要だが基本的に自由。
異種族同士での恋愛・結婚も増えており、偏見はほぼない。
(外国の人と結婚するイメージ)
但し、種族によってはその限りではなく、王都で暮らすが他種族の血を受け入れない種族も存在する。

【職業について】
様々な職業が存在します。
一例:
騎士・狩人・商人・用心棒・医者・薬剤師・錬金術師・占い師
花屋・パン屋・技工士(鉄道の管理など)・魔法技師・郵便配達員・織物師
時計屋・鉱物加工師・銀行員・地図師・記録士・漁師・司書・人形師など。
明確な名前があるわけではなく、夢喰い屋や札屋など謎の職業も多く存在している。

【種族について】
この世界には様々な種族がおり、それぞれ独自の文明を築いています。
一般的に「人語を解する」=種族、「人語を解さない」=魔物・動物という大きなくくりがあります。

それぞれの種族の総省を簡単に紹介しますが、これ以外にも沢山の種族がいます。
ステータスは大体の基準です。(S・A・B・C・D・−(無し))

・人間(ヒューマン)
王都とその周りに文明を築く、最も数の多い種族。器用な手先と柔軟な思考を持ち、それによって蒸気という革命的な技術革新を成し遂げた。平均寿命は50〜80年。
他の種族とのハーフも多く、その場合は「デミ・○○(種族の名前)」となる。
(力/C 器用さ/A 魔力/B〜D 賢さ/A〜B)

・獣人族
猫型、犬や狼型、蛇型など、こちらの世界で言う「動物」の身体的特徴を持つ種族の総称。
王都にヒューマンの次に多い。
人間に比べ高い身体能力を兼ね備える。
反対に魔法に関してはあまり得意ではないが、固有の名前を持つ獣人族 (例えば猫型で言えばケット・シーや猫又、蛇型で言えばラミアなど)は精霊や神に祝福された種族とされており、太古から伝わる魔法などを得意とする場合がある。平均寿命は差が大きく20年〜数千年。
(力/S〜B 器用さ/B〜C 魔力/(固有種族:S〜A)(それ以外:B〜−) 賢さ/A〜D)

・有翼種
名の通り、翼を持ち空を駆ける種族の総称。
人間のこぶし大から大きいものだと3mを越える種族も。
賢さや魔力に突出した種族が多く、翼の枚数が多い程高い魔力を持つという。
それぞれが独自のコロニーを作って暮らしている事が多く、王都では割と珍しい。
平均寿命は30年〜数千年。
(力/A〜B 器用さ/B 魔力/S〜B 賢さ/S〜B)

・夢魔族
いわゆるサキュバス、セイレーン、アルラウネなど。
他の生き物の生命力・精力を糧とする。
王都では殺人は禁止されている為、恋人や家族、友人などから分けてもらっている。
圧倒的に女性が多いが、男性の夢魔(インキュバス)も存在する。
高い魔力と賢さが特徴。
(力/D 器用さ/B 魔力/S〜A 賢さ/S)

・妖精族
エルフ、ドワーフ、ホビット、ピクシー、トロールなどの妖精種族の総称。
太古の魔法に通ずるもの、器用さが売りの種族など一芸に長ける。
故にプライドが高い面も。エルフは大陸の綺麗な森や谷に身を置くが、一部の変わり物が王都で暮らしている。
ドワーフやホビットはその手先の器用さを生かし、王都で鉄道やあらゆる機械の仕事に関わったりしている。
平均寿命はエルフで数千年、そのほかで数百年程度。
(力/S〜D 器用さ/S〜D 魔力/S〜D 賢さ/S〜D)

・吸血鬼(ヴァンパイアとも)
別の大陸を起源とする種族。王都にもいるらしいが、真相は謎。
(力/? 器用さ/? 魔力/? 賢さ/?)

・龍族
ドラゴンの血を引く種族。
人の血が濃く、ほぼ人型のドラゴニュート(竜人)や完全な龍の姿をとるドラゴンなど、
その姿は血の濃さと直結している場合が多い。
その爪や鱗は万能薬となる。
完全なドラゴンは圧倒的な力・魔力・知恵を持ち人にさえ化けることが出来る。
気まぐれで人を助けたり知恵を授ける種族も居るが、中には人を食べる種族も。
平均寿命は数千年〜
(力/S 器用さ/A 魔力/S 賢さ/S〜A)


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